人狼物語−薔薇の下国

564 天冥交鎖 ―風龍峡、時流混線―


【見】 天聖の騎竜師 オクタヴィアス

― 上空 ―

[唐突な求めに対し、力持つ者たちは即座に応じてくれる。
その様子に嬉し気な笑みが浮かんだの一瞬]

 ……ヴァイス、真体解放!
 出し惜しみ無しで行く!

[正確に言うと、支えてくれる者が欠けているから出し惜しんでいられないだけ、なのだがそれはさておき。
宣に白銀の聖銀竜は甲高く、歌うような咆哮を上げて大きく翼を羽ばたいた。

紫色の光がふわりと飛び散り――一瞬の後に、その姿が変化する。
白銀の鱗持つ身体を同じ色の羽毛が覆い、皮膜翼の翼が鳥のそれ思わせる二対四翼に変化する。

その変化を受けるように、手にした剣が帯びる光が輝きを増す。

騎竜たちには、その変化の意味するところ――『竜皇』の降臨と、それによってその祝福受けた剣が力増した事が伝わるだろう]

(200) 2022/09/02(Fri) 22:58:06 (tokiwa)

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby