……未来《さき》を、見届けてほしいんだ。 あいつが……ヤコブが築き上げる、未来《さき》を。 叶うなら、同じ道を、同じ歩幅で進みながら、な。[一人で進んでしまう事のないよう、共に、と。 そんな願いを込めた言葉を静かに告げて。 それから、もう一つ、息を吐いた]