[ふと、ジェフロイが何事かに触れたらしい。]……ぁ。いや、大丈夫だ。仮に全てがこうなったとしても、俺はお前を飾る物になるだけ。離れはしない。[そこでとうとう、徐々に侵食して行く結晶に気付かれたか。慌てて如何という事は無いと告げるも、彼の感情からは全く別の場所を向いた言葉になっただろう。自分の命に頓着しない部分は、どうやら堕ちても変わらない。全く。**]