[張り詰められていた空気の中、突如通信機が作動する。>>125]
……っと、すまない。少し出るな。
[断りを入れ、対応に出れば相手はカレルだった。]
ああ、ソマリだ。どうした?
……は? 責任者? どう考えてもクレメンスだろうが?
俺とクレメンスで年齢、経験、立場、どれだけ違うと思ってるんだ?
……どうせ嫌だとは言うだろうな。
寧ろクレメンスが素直に受け入れるビジョンが見えない。
[通信内容はまさかの来客対応だった>>127。
そんなのカレルが適当に対応しておけ、と告げようとした時、
次に出る言葉を聞けば数秒間反応が止まる。]