おお、っとお?[弓弦が大気を震わせる音は、大分前に遠のいていた。それが再び、それも後方から響いた事に知らず、ひっくり返った声が上がる] あー……まあ、妥当な動きではあるかぁ。 素直だけど、素直故に厄介だねぇ。[呑気な声を上げていたら、副官にそうじゃないでしょ、と突っ込まれた] ああ、はいはい、わかってるわかってる。 とりあえず、軽歩半分、盾で抑えながら牽制して。 わざわざ分断されてやる必要はないし……それに。