コンスタンツェはリヒャルトの物だから、何をしても、何をさせてもいいんだよ。[そうして、もう一度相手を抱きしめた。もうコンスタンツェよりも大きくなった肩を抱き締める。自身の服のボタンを、一つ、二つ、丁寧に外して首筋を露わにする。] 飲めば、魔力をリヒャルトにあげられる。[自身の血を飲め、と。コンスタンツェは貴方の「力」なのだから躊躇うことはない、と。並べた言葉は、自ら相手に服従したいというもの。飲むか飲まないか、その選択すらも相手に委ねた。やんわりと頬を緩ませながら。]