人狼物語−薔薇の下国

477 【R18完RP村】暁天はかく語りき、


【3】rāst-dorūsh ソマリ

[それだけ言っては見送ったのだったが。

そんな俺も彼女の前を辞す時になって、一つの質問を口にした。
分からない、と述べてから曖昧に笑って見送る姿に何を思うでもないが。>>91
ただ、それが後まで彼女を悩ませるとは思っていなかったのだ。

 “真実の嘘” 、なんて尋ねたのは、本当、呆れるほど一瞬間の迷いだ。
ただ、それでも安直な答えがなかった分、俺としては意外でもあった。


があるなら、日暮があるのは当然の事なのだ。
があるなら、があって然るべきだ。


それでも、気儘な俺は誰かの下に付く、なんてまだ考えてはいなかったのだ。
この時は、まだ、全くと。]**

(200) 2017/04/19(Wed) 03:29:17

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