―回想:獣医になった男と―
[まさか思わないじゃない?
警備員が子供に泣かれて、別の警備員派遣されるとか>>58。
指導役に当たってた俺に、初めて連絡が来たときはつい真顔になったよね。
俺も何度か行ったことあるけど、まあ子供が怖いと泣くこと泣くこと。いっそ同情する程度にはさあ。
収集付けるの結構大変なんだよねえ。今から思えばいい思い出っていうか平和で楽しかったけど。
そんなことを、楽しかったで済ますような適当な奴だからねえ。
不真面目な人間が下に配属されたら、どうなるか目に見えてるよなあ。]
よし、飲むかぁ
[尊敬やら畏怖やらが苦手だからねえ。
初っ端タメ口>>59は実は嬉しかったんだよねえ。
2人揃ってサボりの常連だったかはさておいて。
もし彼がサボりの常連入りしてたら、俺が最初にサボタージュに誘ったせいだろうけども。
あれ、それともサボってるところ見つけて乗っかったんだっけ? どっちにせよ、俺も一緒になってサボってた。
誘ったり誘われたりで、一緒によく酒を飲む仲に。]