人狼物語−薔薇の下国

68 Es2nd― 緋の世界に滲む月 ―


伯爵家・次男 フェリクス

ー…。

[>>167勝つとか負けるとか、そういう問題じゃない。
頬に手を添えられ、顔を合わせれれば、男は静かに目を閉じてソマリの唇を受け入れる。
別れの挨拶だという事は、何となく感じていた。]

…あっ、

ソマリ…!

[そして目を開いたその時。
朱い霧が舞って、抱えていた重みが消える。
拡散する霧を掴もうと、彼を留めようと慌てて手を伸ばしたが、虚しく空を切り。

霧が流れていった後にソマーリュが立っていた。]

(199) 2013/10/11(Fri) 19:14:39 (蒼生)

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