人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 タクマが、もうじきこちらに来る。
 俺からでも構わんが、会えれば直接伝えてやってくれ。
 今、シュテルンの顔を見には行けんが──…、そうか。

[逃げたくはない、と。>>2:273
逃げたら一生後悔すると、言った彼の瞳の色を一度思い]


 ───逃げずに、向き合ったんだな。


[恐らくそれは、ひどく痛かったのだろう。
一生癒えぬ傷を彼は背負ったのかも知れなかった。
避けさせてやりたかったようにも思う。けれどそんなことが出来なかったことは、男も、恐らく彼自身が一番良く分かっているのだ。]

(199) 2015/11/11(Wed) 17:50:56

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