ローゼンなんちゃらのことです?――あの方は素晴らしいお方だったのです、綺麗な悲鳴、美しい血液、爪を突き立てるのが惜しいほど透き通った肌が血に染まっていく様子、そしてあの恐怖にそまった表情そしてほんのりと薔薇が香る絶品の屍の味は言わずもがなどれをとっても一品だったのです、まさに喰われるために生まれてきたような存在だったのです(にっこり