俺の伴侶になったんだ、自信をもって顔を上げるがいい。
[そんなわけで、衣裳部屋に着くなりバスローブ一枚のオズワルドを
床に押し倒し。
塗ってやる、いや自分でやると軽く痴話げんかをした後に。
結局、体力の尽きたオズワルドの尻へ丹念に塗りこんで
やる事に成功した。
その後、ようやく2人で選び出した仕立ての良い濃鼠色のジャケットとズボンを身に纏い、青褐色のネクタイを締めて、
この席を訪れているわけだが]
どうだ?
見知った者はいるか?
[オズワルドの好みを訊ねつつも、卓上に並ぶ料理や果物などから
手当たり次第に皿に取り分けては、並べようとする。
とは言え、他の天使のことが気になる様子だから、あまり飲食には
興味を示さなかったかもしれないが。*]