人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


臨時元帥 クレメンス

― 執務室 ―

[気配を感じた、というわけではない。
単に、扉の開く音を聞いただけだ。]

 なんじゃ。
 ノックぐらいせい。

[声を掛けた後で、扉の向こうに誰もいないことに気づく。
───いや。いるだろう、と思えばその周辺が不自然に翳っている気がした。]

   最近の天使は礼儀がなっとらんな。
   姿くらい見せんか。

[勘と推察だけで、そんな声を掛ける。]*

(199) 2017/11/07(Tue) 22:33:26

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