[もそもそモジモジしているところに、やって来たのは救いの手か――!>>191どうやら、青年の名前はトールと言うらしい。助かった…これで名を尋ねずにすみました…。物凄い勢いで、『彼』にアイコンタクトを送った。――ありがとう、そして助けてくれ!!!私は腹が減っているし博士の部屋に行きたいし、に、人間だとバレたくないぞ!!…なんとなく通じるんじゃないかと錯覚して、かなり真剣にガラスの瞳を見つめている。]*