んー……。[悩みながら、視線を向けるのは海上の触手。そこの向かっていく龍の姿に、シンシャの空戦戦力が動いたのを察して小さく息を吐いた]んじゃ、連携も含めてお任せすっか。[空と海の連携というのは、相当に息が合っていないと難しいもの。下手に手を出せば混乱を招く恐れもあるし、何より、シュタイフェ・ブリーゼの位置から烏賊と思しきそれまでは結構距離があったから。こちらは、まだびたんびたんしている連中に注力すべし、という判断だった]