― 回想 ― んん……そういうものなのか。 でも師匠が言うならそうなんだろうな。[師ならそれこそ、武器一つで何でもこなしてしまいそうだ。 けれどそれほどの腕を持つ上で、様々な知識を蓄えてもいる>>197。 今はまだ教わるばかりの立場だから、真っ当に戦うなんて夢のまた夢だと思っているけれど] 師匠の意表をつくなんて、とても出来そうにないな。[軽い口調だが紛れもない本音を口にして、朗らかな声で笑う。 師に追いつくことなんて想像もしないまま、ただ追い掛ける日々を過ごしていた*]