― 現在・補給部隊の停留地付近 ―[後ろから馬蹄が大地を蹴る音が聞こえる。流石に一人で行動させるのはまずいと思った誰かがついてきたのだろうか。ちっと舌打ちをしながらも、馬脚の速度を緩めて、馬上の人と並走する形になって]フレデリカ?[金色の髪の麗しき女性士官の名を呼んだ]