[門に消えてゆくテオドールの姿を見送ると、深呼吸して"鍵"を構えた] 確かに今なら門は閉められる。 俺ならば、閉めることに後悔することもない。 だけど……。 あなたが言う通りに門を開けるのが容易いのならば。 あなたがそれで何度もやり直さないといけなかったのならば! 俺は門を壊したい! あなたの見たことのない未来を作りたい!