ノトカーがタイガをNルームに運んだ…。
これはどっちに取ればいいんでしょうね。
[普段なら、優しいなと、ただそう思うだけだったのだが、先程のダーフィトの言葉が過る。
「ノトカーにも人狼の可能性を見ている」と、その言葉に、仲間だから見捨てられなかったのかと余計な事を考えてしまっていた。]
…ノトカーもハダリーも…。
何処に居るんですか…もう。
[疑念は捨てず、かといって信頼も捨てず。
頭の中では常に綱引き状態だ。
だが、それでいい。それがどちらかへ完全に傾いてしまったときこそ、足元を掬われるから。]