― 回想・二日目の夜 ―
あれ?寝ちゃったの?起きてくれないとつっまんなぁい
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悲鳴は途切れ、項垂れるジェフロイに不満そうにし。
指を脳髄の中へ突き入れてぐちゃぐちゃと掻き回す。
あれ?そういえば僕、なんの為にこんな事してるんだっけ?
あはは、忘れちゃった、どうでもいいや。]
――っ
[カタン、ゴトン。
二本の短刀が床へ落つと同時、修繕された腕が此方へ伸びる―
首を両手で掴まれ、そのまま壁に突き止められた。]
げほっ、 …・・・ァ、
[牙を喉に立てられ血液を吸われて身体が弛緩してゆけば、
苦しげに息を乱し、朱の瞳でジェフロイを見上げ――]