― 川の北岸 ―[近づいてくる姿>>195に、青年は僅かに目を細める。言葉を発する事はなく、けれど、問い>>196を向けられるとひとつ、息を吐いた] ……別に、そんなんじゃねぇけど。 ここに降りたのも、半分は不可抗力だしな。[返す言葉は淡々としたもの。肩の真白はきゅ、と鳴いて、しぱた、と尾を揺らす。距離を詰めながら向けられる、言葉。>>197それに対して零れたのはため息ひとつと]