人狼物語−薔薇の下国

263 修学旅行試験


皇 大河 タイガ

― 移動中 ―

[次の土地へと向かう途中。
どこからともなく漂ってくる香ばしい匂いに、ごくりと唾を飲みこんだ。]

なぁ、腹減らないか。
ちょっと腹ごしらえ、とかどうだ?

[と提案したところで、炉の利き手は塞がったままである。
これでも食べられるもの、と考えて。駅を降りてすぐ見えてきた店構えを指差した。]

たこ焼きなら片手でも食えるんじゃないか?

[了承が得られれば顔が綻ぶ。
たこ焼きの香ばしい匂いもさることながら。
もうしばらくの間、繋がったまま。温度を感じられる距離にいられることが嬉しかった。**]

(198) 2014/10/27(Mon) 03:05:34 (SUZU)

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