では、こいつらの統率は任せたよ。
意外そうな顔をしないで欲しい、どうみても俺が陣頭指揮とる将ってタイプには見えないだろう?
そう気負うな、作戦通り隊を動かせば良い。
俺は初見での魔法攻撃に応対した後は他の同胞と一緒に遊撃部隊として王子の首を狙う。
[街道守備でゴブリンたちの扱いに慣れている人間の隊長の肩をぽんと叩いた。
腰のダガーを確認した後、次いで弓のを引き絞り調子を確認する。]
―――…さて、狩りの時間だ。
まずは羽の生えた馬を落とそうか。
[一頻り装備の確認を済ませると、魔鏡のに手を触れながら、同胞へと告げた。*]