[意識して呼んだ呼び名に>>167彼の顔つきが変わった。そうだ、それでこそ俺の「先生」だ。彼には勉学と、忘れていた人との関わり方を根気強く教えて貰った。…この非常事態の元、俺には何が返せるだろう?]…考える事は俺の領分じゃない。頭悪いの、知ってるだろ?[投げかけた問題の回答を待つ様な彼の視線に困ったように笑う。素直に「判らない」とは言わないのは判るまで考えるヒントを貰う必要が、今は無いから]