―コンビニまえ―やめてぇな僕の鼓膜に攻撃する気やろ!クラッカーみたいに!無駄に音鳴る安モンのクラッカーみたいに!「どこで覚えたんですかそのネタ!」[傀儡がおふざけで叫んだ言葉は、コンビニ周辺どころか、西階段近くにも響いてしまったかもしれません。膨らみ続ける風船は、普通のそれならば既に割れているところでしょう。空気の抵抗を受けて風船の動きが遅いのを良いことに、傀儡は小走りで進んでおります。]