[大丈夫、と言ってペーターは微笑む>>196。
釣られるように、こちらも穏やかな笑みを浮かべて頷く]
おう。……そうか、それならいいんだ。
[ペーターまで沈んでしまったら。
正直、自分を含め村の誰にも、他の住人を励ますのは難しそう、というのは誰にも解るところだろう。
ディーターの表情もまた、安心しているようにみえる]
そうだ。心配することなんて何もねえぞ、ペーター。
[そう言って、ペーターの思いに手を添えようとする。
……も、やはり両親の事に触れられると辛いのか。その目には涙が見える。>>197
いつもならばからかって居たかもしれないが。今はこの幼い勇気を崩すことを無意味に思ったのか]
おう、そうだった。ペーターは立派に一人で考えられるんだった、な。すまねえな。
大丈夫だペーター。三日なんざ、俺らと適当に過ごしてりゃすぐさ。
心配いらねえよ。だからペーター、ちゃんと笑ってろ。いいな。
[不器用な励ましは、ペーターに届くのかどうか、それは解らないが。不器用なりにそう言ってみた]