これは――!?[飛竜の口から吐き出される火球。 それは分裂して弾幕と化し、広範囲に炎熱を振り撒いた>>191] くっ![予想外の攻撃に黙示天使の動きが一瞬止まる。 数体の下級天使を前に出させ、その隙に光の障壁を生み出し弾幕を防がんとする] こんな奥の手があったとはな。 だが――[既に発動した光の杭が飛竜へと到達し、砕け散る光と共に衝撃が奔る。 並大抵の飛行体であれば、その場で打ち砕かれるか、光の奔流と共に地へ叩き付けられることだろう]