人狼物語−薔薇の下国

420 グロリアス・マギカ・グラマーティオ-スブ・ロサIII


富豪の娘 ドロシー

 ― 階段を降りて受付へ ―

[降りる途中、高校生くらいの青年とすれ違った>>177
 先みたいに知己とばったり会う気まずさはないものの、男性なのでやはり少し距離を置きながら踊り場を歩く。

 そうして階段を降りると、目の前には受付が。
 少年はまだ廊下にいるのだろうか。
 階段が影になって自分を隠してくれればいいのだけれど。]

「どうしたのお嬢ちゃん、お父さんやお母さんとはぐれた?」

 ……中学生です、ひ、一人で来ました。
 う、うう受付をし忘れてたから、それで……。

[少女を見つけた男性ガイドが近づいてきたので、若干後ずさりながら小さな声で事情を説明。
 セーラー服を着ていても、こうやって声をかけられる事はある。何せ制服付きの小学校だって存在するわけだし。]

(198) 2016/04/01(Fri) 11:50:22

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