[うっかり言い忘れたと言うなら、首を横に振って気にしないでと、ラフィに伝えたら。
改めて嫁になって欲しい、と言われ、涙をぽろぽろと流しながらも、幸せそうで輝く笑顔をラフィに見せて、プロポーズに承諾するだろう。]
はい、私はぁ……ラフィさんのお嫁さんにぃ、なりますぅ。
[今は指輪を貰えないみたいだが、ラフィに求婚された事自体が指輪を貰ったのと同じ位嬉しい。
それを上手く伝える事は出来ないかもだが、それでもラフィを慕っている事を伝えたくて。]
毎日ぃ、ラフィさんの為に温かいご飯用意しますぅ。
あとはぁ、一緒に綺麗な景色を見たりぃ、庭でラフィさんと子供がぁ……。
[と、子供と言い掛けて、言葉が途切れてしまう。
夫婦になったら、当然子供が出来る事は自然な事だが、ついその課程を想像してしまい、赤くなって俯いた。]