……あたしが、導く?[月と陽に準えた願い、それに返された言葉にひとつ、瞬く。>>171そこまで考えてはいなかったから、それは思いも寄らぬもので。けれど、そうなれるならいいのかな、と。そんな事を考えた所に向けられた言葉。捜していた、一人にはしない、というそれに、これ以上言葉を重ねるのは諦めた。何があろうと、この眩い光の意志は変わらない──と、そう思ったから]