[ソマリからの通信が入った時。
ローから何かあったのかと問われ、そのまま伝えると>>144.]
………?
[不自然な間>>145に、どうしたの?とちょこんと首を傾げる。
其の後は、まるで何事もなかったかのように、
彼が口を開いて。>>146]
―――……ロウ…。
[ソマリも容疑者の一人だから気を付けるんだよ、という言葉に、
はい、分かっています、と頷いてから。
明らかに心配そうな顔を、空色の瞳でじっと見上げる。
一人で大丈夫か?と尋ねられれば、
一瞬だけ、何かに怯えるような、
ひどく不安そうな表情を浮かべてしまっただろう。
それは――…自分の身の危険を思ってではなく。
君が死んだら“絶望”する、と本気で言っていた様子だったロウが、
もし自分に本当に何かあった時―――…どうなるのだろう、と。
あなたのことが、とても心配だったから。]