――――ッ![強大な魔が迫る。黒い影は、優麗たる銀の魔物の面影を残さず、その心は悲しみと怒りに彩られていた。>>176何度目か知れない舌打ちを漏らし、我が剣《クレステッド》に激を飛ばす。] 来るぞ、クレステッドッ 俺の傍はつくづく飽かないだろう、構えろっ![聖気を感じていても、そこに至るまでが遠い。己も剣を抜くと、クレステッドに前衛を任せて、>>189魔物を迎え撃つべく、気迫を迸らせた。]