[交錯の果て。 間違いなく魔王を捉えた勇者の剣から、奥深くに眠っていた記憶が流れ込む。 それは魔王にとって――あまりにも遠く、懐かしい] ノヴァ――……[知らず、口をついて出たのは初代の名。 面と向かって呼ぶことのなかったその名の主を思いながら、遠き末裔の声>>181を聞く]