『ちょっとー!二人共、何いつまでも見つめ合ってんのよ!とっとと怪我の手当くらいしなさいよねっ!』[ どうやら痺れを切らしたらしい風の妖精が、ぷんすこしながら、二人の周囲を飛び回る ]あ、そーだ、手当...!星司大分、あちこち切っちゃってるでしょう?一度、メル兄さんのとこに行って治癒してもらった方がいいんじゃないかな?[ 目につく傷だけ治療したのでは追いつかないだろうと、自分がやったことだけに、そこは予測がついてしまって、少し焦る ]