[結界の範囲すれすれまで空を飛びあがり、先ほどの聖なる力の弱った剣ではないが、同じ形の剣を手に持ち、上空にて、思い切り上半身を逸らす。意識に置くのはバルタザールが弱らせたと思われる名も知らぬ銀色の長髪の魔。限界まで引き絞った弓を思わせる態勢で、剣を矢として、屋根を抜く流星染みた一撃をサロンの弱った吸血鬼>>188めがけて解き放った]