だが俺には、あんたも充分凄いと思えるぜシロウ。命を救ってくれたのがあの人なら、その命を繋いでくれるのはあんたみたいな医者だ。まあ、もっと勉強して、痛く無い治療法を発見してくれると嬉しいけどな。[ 冗談めかしてしまうのは、多少の照れ臭さが襲ってきたせいだ ]…貰った命は無駄にはしねえよ。[ そんな会話をした後、撤退戦を共に生き抜くことが出来たシロウが軍に…医師としてではなく兵士として留まることになったと聞いて「そこまでやるか?」と驚いたのも、今は懐かしい想い出だ ]