あっ……[>>191嫌な手応え。 けれど、今追い打ちをかければ、セルウィンを還すこともできるかもしれない――][包丁を握る右手に力が篭る。 急所がどこか、少女は身を持って知っている。] …………っ!!![考えた末に。 少女が取った手段は、左手のぐーを光速で顔面へ突き出すことだった。 騙されたお返しとばかりに。]