人狼物語−薔薇の下国

491 【SF人狼騒動村】Sleeping Silver SheepB〜敵は海賊!だけじゃない〜


警備員 ディーク

[状況確認が始まったころに、ふ、とまた香る強いの匂いは、
薬品――いや、アルコール?>>172
襲撃前に一杯食らってきた、という類の匂いでもない気がする。

香りは記憶を刺激する。
やはりあの頃は覚えがなかった匂いのように思えたけれど、
だからといっておかしいことがあるかと言われれば、特に何も思わない。
今は、その違和が、ただ記憶に自然と留まるだけ。]


  ああ、そうだな。
  俺も人狼を探してみる。
  メイン・サロンの周りはさっき一回りしたから、
  他のフロアに怪しい奴がいないか、見てみるつもり。


[ゲオルグの言葉に頷きを返す。
ドロシーは、力を使えば倒れかねないというのなら、誰かといるべきなのだろうが、
だからこそゲオルグと一緒にいたのだろう。
そんな風に納得し、いくらかふたりと会話を交わすこともあったかもしれないが――…
特に呼び止められることがなかったとしたら、その場を去ってゆくだろう。*]

(196) 2017/11/27(Mon) 20:49:43

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