人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


船を愛する領主 ウェルシュ

 そうだね、僕も停戦は賛成です。
 ……早く戦争が終われば良いなって思っているよ。
 
[やがて静かに領主は口を開く。
口調はいつものように穏やかなままで。
平和を願うという女領主の意見には賛同しつつも。
しかし、と言葉を区切る。]

 しかし、……例え僕が説得するとしても。
 カルボナード側に、なにかメリットはあるのでしょうか。
 
 ……カルボナードは、シコンの背信を許していません。
 戦争という形ではなかったにせよ、そう少なくない命が失われたと聞いています。
 それなのにただ、無償で海峡を開くという訳にはいかないと思いますよ。

(196) 2015/11/07(Sat) 00:55:13

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