ありがとう、君がいてくれて良かった。[そう言い残し、厨房を後にしたこの状況で、深まる苦笑を拭う言葉は見つけられない。一人分ではない量のスープを作ってくれたことに向けてくれた気遣いに、素直な気持ちを述べて皆の為になっていると伝えたかっただけだ。]**