人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


闇桜の魔 蒼月 フィオン

― 闇桜の領域 ―

[紡いだ囁きへの反応>>177に薄く笑むは刹那。
掴む手が離れたなら、魔はす、と右の手を天へと差し上げる]

……千年ちとせの微睡みより、目覚めてきやれ。
桜月おうげつ……我が半身。

[詠うよに紡ぐ言の葉に応じ、漆黒にかかる月より光が落ちる。
それは、舞い散る桜花を取り込み、一振りの太刀を形作って差し上げた手へと納まった。

月の光そのものを鍛えたが如き刃は蒼の煌きを零し、その様は魔の──蒼月の半身、と称するに相応しきもの。
下りし太刀は、何かを求めるように刹那、震えるものの]

……鎮まれ。
この者は、俺の力に触れし者ぞ?

[短い言葉に、その震えは鎮まった]

(196) 2015/10/04(Sun) 03:05:15

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