そうなんですか。私で良ければ、いくらでも。
[何度も同じ話を聞かされてウンザリすることもあるが、こんな風に感謝されると、そんな気持ちはすっかり消えてしまう。不思議なものだ。>>185
そして、教会に戻るのか、とヤコブに尋ねられ。>>186]
……いえ。村長に少し用事がありまして、村役場に。
[理由までは言わないものの、曇る表情。「……人狼のことで」と小さく付け加えた呟きは、その場にいた者達に届いたかどうか。]
では……失礼しますね。
[早く詳しいことを確かめたい気持ちもあって、その場を去った。*]