人狼物語−薔薇の下国

477 【R18完RP村】暁天はかく語りき、


【3】rāst-dorūsh ソマリ

[そんなある日、彼は目敏くも装飾と紛らわしいだろう鷹笛について尋ねてきた。>>157
その時は吟遊の声がなかったのもあって、俺は彼を店外へ連れ出すと、装飾代わりの紐を持って勢い円を描くよう回してみせた。]

  …来い、ベルフィ!

[人には風を切る音しか聞こえないだろうが。
その音に呼ばれて、上空から羽撃きの音と黒い影が近付いて来るのは比較的直ぐだ。
その大きな体躯の翼を折りたためば、止まり木のように差し出していた腕に止まる。]

  これが俺の相棒なんだ、触ってみるか?

[そんな風に尋ねてみたりもしただろう。
 “ベルフィ” というのが、異国でを意味するとも口にして。]

(196) 2017/04/19(Wed) 02:26:27

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