…いっそ忘れていて欲しかったくらいだ。 兄貴の件は…あれが、また起きるなんて思いたくもない。 まあ、せいぜい今回は楽しく過ごさせてもらうよ。 花を買ってみたりもしたいからね。…今度は。[ 数年前の"事故"については、淡々と言葉を零して 気遣いありがとうの意を込めて白い毛皮を優しく撫でたら、 ][ ふわりと揺れる真っ白な尻尾>>172に ひらりと手のひらを振って返して歩き出したのだったか。* ]**