『この部屋で過ごす時間ももう、残り少ないんだな。 嘘みたいだ。 ――――…』[まるで別れの言葉――いや実際別れの言葉なのだろう。またすぐ会えるとは言わずに、ただ始めの頃と比べてずいぶん素直になった言葉を、感慨深げに聴いていた。]な、レト。俺も……