そうだ、ええと……。[活気づく人々の群れの中に、地上に降りてきてるはずの姿を探し、やがて、手を振り返した。>>154]ミヒャエルこそお疲れさま。イシュケもだけど……。[かける言葉をもうちょっと考えていたはずだったが、再会した瞬間に軒並み吹っ飛んだし、再度想起する暇もなかった。氷の竜の像の話が出たからだ。微笑みを緊張の面持ちに変えて、ミヒャエルと同行していた騎竜師の先輩を見た]