停戦か…… タクマさん、どうする―――……[>>183 そんな風に意見を仰ごうとしたけれども、一旦言葉を止める。タクマさんは慣れ親しんだ第二のおじさんのような存在だけれども、親ではないのだ。そして自分は子供じゃない。なんでもかんでも、意見を仰ぐものではなかろう。] ……。[少し長めの、ヘーゼルの髪を耳にかける。領主にしては些か節くれだった指で、己の顎をなぞり、思案の色を浮かべる。]