[ 一瞬引き返そうかなー?と、思ったが、マリエッタの姿を見つけるとヤクモの方が『キューィ』と鳴いて、指示も待たずに近付いていく。
つまりヤクモは、マリエッタにも、しっかり懐いていたのだった ]
マリー、無事、だよな?
[ 一度甲板に降り立ち、確かめるまでもなさそうなことを確認する ]
「蛟」も...まあ、大丈夫だ。
[ 若干微妙な物言いになったのは、ガートルードの一件があったせいだが、それは問い返されても、誤摩化して ]
とにかく、艦長代理も、ウルズも無事だから、心配すんな。
あと、あのでかい軟体動物には間違っても手を出すなよ?
シロウ殿と鳴丸がきっちり片付けてくれるさ。