人狼物語−薔薇の下国

21 剣と想い ─少年たちの継承戦争─


籠鳥 マリエッタ

[一か八か突撃を仕掛けようとしたものの、足が思うように動かず膝を着いた。
 そうしている間に、突風>>191が水柱を吹き飛ばし、その向こうに竜に乗ったコンラートとアリーセの姿が見えた]
 
[シュテルンとの間に割り込む影>>125を見て、ほっと安堵の息を吐く。
 牽制する姿を背中から見つつ、問い掛ける言葉>>126には頷いて]

 はい、あの方はかつての――けほっ

[長時間術を使い続けた弊害か、咳き込むのを堪え切れずに、言葉が途切れた。
 手首で口を押さえるようにしながら、素早く息を整える。
 何故だかシュテルンには、そんな姿を見せたくなかった]

(195) 2013/07/13(Sat) 01:08:43

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