[視線を合わせ、柔らかく問うシスターの瞳は、神父の瞳>>4と違うなと思った] わたしの、怖いもの……ですか? それは、[言いかけて、口を噤む。"人の悪意が怖い" とありのままを告げ、過去を口にすれば、きっとシスターは情理を尽くし全霊を傾けて、リゼットの心を慰めようとしてくれるだろう]